マイクロゲル消臭剤
人体に無害で 無臭で 個別にカスタマイズする 超高分子化合物消臭剤です
ポイント
・貴社の臭気にカスタムメイドします
・設置後の臭気濃度保証をします
・現場で実証テストします
・現場に最適な提案をします
1.マイクロゲルとは何か
- マイクロゲルは分子量で表すと、2000~3000万にもなる超高分子化合物です。分子の大きさは数ミクロン。肉眼では見えませんが、水中ではゾル状、気中ではゲル状化合物として存在しています。
- 分子の大きさはアンモニアや硫化水素の50~150万倍です。
- マイクロゲルの原液は、無色透明の粘性のある液体です。
- マイクロゲルは炭素原子からなる直鎖性の配列構造をしております。その数百にも連なる炭素原子は糸まり状に絡まりあい、超微細孔をたくさん作り出しています。
2.脱臭の原理
- 多くの悪臭分子はマイクロゲルとの分子間引力によって超微細孔に一瞬で絡め取られます。マイクロゲルの特徴の一つであるこの瞬間的な反応はこの包接作用によるものです。
- 炭素原子の配列にランダムで作り出された、酸性基と中性基と塩基性基は、ひとつのマイクロゲルに同時に多数配列されます。まさに従来の消臭剤では成しえなかった酸性、アルカリ性、中性を選ばずに化学結合するトリプルシナジーデオドライジングを可能にしております。
- まずは絡めとり、その後に相性のいい反応基と化学結合するという過去にない空気清浄技術が臭気の質を選ばずに、複合臭気からなる排気臭対策に最適な脱臭システムとなって登場致しました。しかも、容易な生分解性により反応後のやっかいな排水処理や二次公害もほとんど必要ありません。
3.マイクロゲルの安全性
- 急性経口毒性試験(ラット)、急性経皮毒性試験(ラット)、眼球接触試験(ウサギ)、皮膚刺激試験、変異原性試験において、一切の毒性を示さないことを確認しました。
- 財団法人日本食品分析センター
魚に対する毒性試験において生物に対し毒性はきわめて低いと判定 - 財団法人日本肥糧検定協会
植物の発芽と生育に対する影響試験・土壌への環境蓄積性試験において植物に対する障害や環境への蓄積性も無しと判定
4.マイクロゲル ラインナップと、臭気別カスタマイズ
| 商品名 | 推奨臭気 | 推奨施設 | 希釈率 | |
|---|---|---|---|---|
S シ リ | ズ |
マイクロゲル S-B1 | 硫黄化合物 低級脂肪酸主体の腐敗発酵臭 |
堆肥化工場・産廃処理場・食品工場 汚泥、汚水処理場・生ゴミ処理場 |
200 ~ 300 倍 |
| マイクロゲル S-B1+N | ||||
| マイクロゲル S-NE | 窒素化合物主体の腐敗発酵臭 | 水産物加工工場・養豚養鶏場・堆肥化施設 | ||
| マイクロゲル S-VE | 有機溶剤臭・界面活性剤臭・疎水系臭 | 塗装工場 | ||
| マイクロゲル S-TF | アルデヒド主体の複合臭・焼き焦げ臭 | 印刷工場・加熱工程・乾燥炉排気 | ||
| マイクロゲル S-R2 | ゴム系臭気・他成分複合臭 | ゴム製造工場・食品工場・香料工場 | ||
| C シ リ | ズ |
マイクロゲル C-SA | 硫黄化合物・低級脂肪酸などの 高濃度酸性系腐敗発酵臭 |
堆肥化工場・鋳物工場・食品工場 汚泥、汚水処理場 |
|
| マイクロゲル C-SA+N | ||||
| マイクロゲル C-TK | ||||
| マイクロゲル C-TK+N | ||||
- 発送単位は、1kg(ポリ容器)・20kg(キュービテナー)・200kg(ドラム缶)の3種類です。
- Cシリーズは、取扱に注意が必要です。
- マイクロゲルは、添加剤によって、その脱臭性能や特定の化学物質に対する反応性を著しく変えることが可能です。
- その技術を用い、お客様の臭気に合わせて専用のマイクロゲル消臭剤をカスタマイズいたします。
- これにより設備の省力化、省スペース化、ランニングコストの低減が一気に実現いたします。
■基本的にはあらゆる臭気に対応可能です。
- 堆肥化工場
食品残渣・活性汚泥・鶏糞を問わず、堆肥化工程で発生する腐敗臭・発酵臭 - 生ごみ破砕・リサイクル・RPF・RDF工場
ゴミの腐敗が原因で発生する腐敗臭 - ゴム・タイヤ製品
混練り工程・加硫工程のどちらでも対応可能 - 塗装工場
塗装ブース排気・乾燥炉排気にも有効。VOC削減も - 食品工場
ニンニク加工臭・原料製造工程・スープ製造工程
1kg入ボトルと
20kg入キュービテナー
200kg入ポリドラム缶
(消臭剤はポリエステルパック詰め)
5.脱臭装置のコンサルテーション
- 脱臭装置は様々なものがありますが、貴社の諸条件に適合した、高効率で安価な脱臭装置のコンサルテーションをしています。まずは、臭気調査から始まり、装置選定、マイクロゲルのカスタマイズ、テスト実施、装置導入といった経過を経ながらコンサルテーションいたします。
- 既設のスクラバー脱臭装置の気液接触効率が悪くて効果が出ていない場合は、充填剤を改良することで飛躍的にその状況を改善し、脱臭装置の性能を変えることが可能です。
- スプレー装置の効果が思わしくない場合にも、弊社で選定するノズルとマイクロゲル消臭剤を使う事で、優れた脱臭効率を得られるようになります。
6.4種類の脱臭装置
1.スクラバー投入方式
水を用いたスクラバーで悪臭を処理する方法は一般的な手法としてよく用いられます。しかし、臭気成分濃度が濃いと、水だけではなかなか臭気が取れず、設置したはいいけれど全く問題が解決しなかったという結果になりがちです。当社ではそのような水スクラバーに対して、臭気に合わせて選定されたマイクロゲルを投入することで数多くの問題を解決しております。
- スクラバー方式は、イニシャルコストはかかりますが、マイクロゲルとの接触効率が良いため確実に脱臭できます。
- 臭気濃度、臭気質、風量、オーバーフロー量などを事前に調査してマイクロゲルの合致テストを行い、マイクロゲルのカスタマイズと、ランニングコストをご提案できます。
2.ダクト内スプレー方式
今まで活性炭や燃焼法といった大型脱臭装置でしか対応しきれなかった中濃度大風量の排気臭対策はその高いイニシャルコストとランニングコストが装置導入の大きな妨げになっておりました。コストがかかりすぎるため、対策を取りたくても取ることができない企業も多く、一方でマスキング消臭剤やその他の安価な対策ではなかなか苦情などの問題が解決出来ませんでした。
そのような中でお客様の期待を一身に背負って登場したのがダクト内スプレー脱臭装置です。臭気を伴うマスキング中和消臭剤ではなく、無臭の消臭剤マイクロゲルを排気ダクト内にスプレーし、臭気を大幅に低減いたします。
脱臭装置の導入に伴うファンの圧力損失がほとんどなく、排水処理量も少ないこの方式は発売以来、瞬く間に多くの産業工場で導入されました。
- 1.ダントツの低イニシャルコスト
- この脱臭装置の最も大きなメリットは安価な設備費用です。各燃焼方式や活性炭吸着方式に比べおよそ1/3~1/10のコストで導入が可能です。大風量になるほどその差は出やすいため、局所排気が難しい製造工場関係で多く導入されています。
- 2.省スペースかつ軽量
- 排気ダクト内を反応チャンバーとしますので、大型の構造物が無く、設置スペースをほとんど使用しません。
また、重い重量物もほとんどありませんので工場屋上の耐荷重が増やせない場合でも設置可能です。 - 3.自在に調整できるランニングコスト
- 化学反応型の消臭剤を使用する場合、お客様の目的を達成する最小限の能力に調整することが可能です。また、電磁弁の操作でスプレーのON-OFFを切り替えることが可能なため、他の脱臭方式に比べて、非常に早い立ち上がり性能を持っております。そこで、風向風速計・時間・ニオイ監視システムを用いた多重制御を行うことで悪臭苦情が出やすい日のみ運転を行ったり、苦情が出にくい夜間はスプレーを停止したり、工程に合わせてスプレー量を制御するなど、お客様の都合に合わせて、ランニングコストを必要最低限に抑えることが可能です。
- 4.お客様の臭気に合わせた消臭剤を調合
- お客様の悪臭成分の性質に応じて使用するマイクロゲルをカスタマイズいたします。これにより最小限の使用量で最大限の脱臭効果を発揮する事が可能になりました。
- 5.PRTR法に対応した技術
- PRTR法により規制されているVOCの排出抑制にも使用できます。それに伴ってVOC除去効果も得られます。
- 6.排水処理にも負担をかけない安全性
- マイクロゲルは生分解性が高く、環境中に放出された場合は速やかに微生物によって分解されます。そのためそのまま大気中に放出が可能です。また、排水処理にかかる余分な費用がかかりません。
3.室内空間スプレー方式
堆肥化工場や生ゴミリサイクル施設の脱臭を検討する場合、場内空間において消臭剤マイクロゲルを微細なミストで噴霧することで、悪臭を大きく低減化させることが可能です。
連続的にスプレーするのではなく、間欠的に、または必要な時のみ使用することでランニングコストをコントロールしながら消臭が可能です。
消臭剤スプレー脱臭装置の導入にあたっては、臭気対策コンサルタントによって脱臭効果が確実に得られるよう調査・テスト・コンサルテーションを行い、綿密な計画をした上で設計検討いたします。
従来の脱臭に対する概念を大きく変えた消臭剤マイクロゲルと消臭剤スプレー脱臭装置、お客様も是非その驚異的な能力をご体験ください。
室内全体の対策が可能です。
堆肥化工場などの
臭気抑制に
苦情を起こす
腐敗臭のみを脱臭
移動式の噴霧器なら
お手軽です
配管を組んでの噴霧ノズル取り付け
携帯式噴霧器で小スペースの対策
4.発生源に散布方式
工場内や作業場内の臭気対策を行うにあたり、排気臭を処理するのではなく臭気を発生するもの自体に消臭剤をかけることができる場合、最もコストを掛けずに大幅に悪臭を消臭することが可能です。
特に生ゴミ破砕場やRDF工場といったリサイクル関係の施設では多くこの方式が採用されており、無臭の化学反応 型消臭剤でなければなしえない圧倒的な消臭効果と、その即効性、持続力を高く評価していただいております。一度使えばその場で効果がわかります。ぜひお試 しください。
マイクロゲルを300倍希釈し、建屋容積100m3で10L程度を目安に、悪臭の程度やゴミの量に合わせて噴射してください。ただし、時間がたつと消臭効果が薄れますので、散布毎に薬液を作成してください。
散布機は写真のような業務用・家庭用の高圧洗浄機から、ホームセンターなどで販売している家庭用農薬噴霧器でも構いません。対象物とスペースに合わせてお使いください。
高圧洗浄機で散布可能
パッカー車の消臭にも
堆肥化工場の清掃後にも
7.設置事例
某大手インキ製造工場様
| 1.目 的 | 蓄熱式脱臭装置の排気ライン出口から放出される酸っぱい臭気の大幅な削減 |
| 2.方 法 | スプレーシステムを設置し「マイクロゲル カスタマイズ薬剤」の50倍希釈液をダクト内で噴霧する。 |
| 3.脱臭目標 | 酢酸臭の脱臭目標値:98% |
| 4.排ガス量 | 500m3/min |
| 5.排ガス温度 | 155℃ |
| 6.スプレー段数 | 冷却用:1000リットル/hr×1段、脱臭用:450リットル/hr×2段 |
| 7.その設備 | 圧縮機、スプレーポンプ、原液槽、薬液槽、薬液混合機、操作ユニット、 電気制御盤、電磁弁、流量計、液用圧力計、レギュレータ、液体ストレーナー |
(1)臭気成分濃度
| 入口=原臭 | 出口=脱臭後 | 除去率(%) | |
| 酢 酸 | 15.0 | 0.3 | 98.0 |
| トルエン | 20.0 | 20.0 | 0 |
| キシレン | 7.0 | 4.0 | 43.0 |
| 酢酸エチル | 60.0 | N.D. | 99.9 |
・苦情の原因である酢酸臭は除去率98%と目標を達成
(2)臭気濃度
| 臭気濃度 | 脱臭効率(%) | |
| 入口=原臭 | 2500 | - |
| 出口=脱臭後 | 400 | 84.0 |
三点比較式臭袋法による測定結果は、当県の公害防止条例が定める第3種地区(工業地区・工業専用地区)における気体排出口の臭気濃度許容限界である1000を充分満足しています。


RPF臭対策事例:京都府(有)プラテック様
(有)プラテック様では、RPF製造装置排気ラインにMGスクラバー脱臭装置を設置し、近隣住民からの悪臭苦情が 解決されました。
- 1.RPF臭向けのオリジナル薬剤を使用
- カルモア社製マイクロゲル消臭剤は、対称臭気に合わせてオリジナル調合が可能な消臭剤です。RPF向けに調合された消臭剤を使用することで、今までにない高い脱臭効果の実現が可能となりました。
- 2.専用薬剤と脱臭装置のトータルエンジニアリング
- 脱臭効果は、消臭薬剤の効果と脱臭装置の能力の掛け算で決定します。そのどちらが不十分でも、高い脱臭効果は得られません。カルモア社では、RPF向け消臭剤の消臭効果が最大限に発揮される様、装置の設計・製造も一貫して行っております。薬剤と装置の効率よいバランス設計を行うことで、高い脱臭効率のみならず、ランニングコストの低減も可能となります。
- 3.臭気判定士による効果の測定
- 国家資格である臭気判定士が、公定法により臭気濃度測定を実施することで、脱臭効果を信頼性ある客観的データとして評価することが可能です。測定データは近隣住民の方々への報告資料としても役立ちます。
■装置価格750万円
※風量:60m3/min
※設置工事・試運転調整含む
※臭気判定士の効果測定含む
※ファン・ダクト工事除く
※全工事費1,000万円
■薬剤コスト:20万円/月
※24時間稼動の場合
※水・電気代除く




兵庫県:某堆肥化工場様
某堆肥化工場様では、マイクロゲルを使用して脱臭設備のコストを最小限に抑えつつ、年間1,000件以上発生していた悪臭苦情を解決いたしました。
- 1.悪臭苦情の原因物質のみを除去する
- 発酵工程ごとに異なる両極性(塩基性、酸性)の臭気を全て除去するためには、設備費・ランニングコスト共に数千万円の費用が必要となります。そこで、苦情原因の臭気を集中的に除去するマイクロゲル消臭剤を使用しました。
アンモニアの削減に躍起になっていませんか?成分濃度が濃いからと言って、アンモニアが苦 情の原因ではないのです。自然拡散がされにくく、極低濃度で人間の嗅覚に過敏に反応してしまう(閾値の低い)低級脂肪酸類、アルデヒド類、メチルメルカプ タンと言った強烈な悪臭物質が、遠方までに渡る臭気苦情を発生させる原因物質です。
使用したマイクロゲルS-BF8Nはこうした苦情原因物質を効果的に除去するために開発された専用消臭剤です。 - 2.住宅エリアへの漏洩臭気のみ除去する
- 工場内の臭気を強制排気し脱臭設備を導入する方法は、最も効果の高い脱臭方法ではあるものの、数千万円の設備費が必要とな ると同時に、大量の廃水を排出します。臭気苦情対策の場合、必ずしも発生する臭気全てを無臭にする必要はありません。住居エリアに流れる臭気をストップさ せることが重要です。
マイクロゲル消臭剤スプレーシステムを工場の開放部に設置し、発酵熱で自然に追い出される漏洩ガスにフォグ状の消臭剤を乗せることにより、住居エリアに 移動する過程で効率よく臭気成分と反応して消臭します。このスプレー方式は、ミストが自然気化するため排水処理が一切必要ないのが特長です。また発酵熱を 利用するため、排気動力もいりません。マイクロゲルは臭気物質と反応した後、環境中で速やかに分解される安全性の高い成分です。
開放シャッター部
スプレーシステム
専用消臭剤 マイクロゲル
ドラム缶
神奈川県 某大手食品メーカー様
某大手食品メーカー様の神奈川工場では、お持ちのスクラバー装置を使用したまま発生していた近隣苦情を解決し、さらに年間維持費が10分の1に削減されました。
- お客様が抱えていた問題 ⇒ 所有するスクラバー脱臭装置が効かない。
- 原因1.薬剤:悪臭苦情原因となる臭気成分が把握されておらず、薬剤選定が間違っている。
- 原因2.設備:対称成分の除去に必要な接触時間が確保されていない。
- 悪臭原因に最適な脱臭方法へ変更
- 対策1.薬剤の変更:悪臭の主原因は硫化メチルとメチルメルカプタンであり、悪臭量全体の90%以上占めている。
主原因成分の除去に最も効果的な「強酸化水」へと薬剤変更することで、悪臭総量が大幅に減る - 対策2.運用方法の変更:主原因の除去には接触時間が2秒以上必要である。設備改造には費用がかかるため、 全洗浄工程に1液のみ投入し、ターゲット成分との接触時間を増やす。
- 新規設備を導入することなく改善
- 臭気除去率が51%→94%と、1.8倍も向上し、周辺から発生していた臭気苦情が解消されました。
- ターゲットに的を絞った薬剤への変更で、年間薬剤コストが3,000万円→300万円と、1/10に削減されました。
8.納入実績一覧表
納入実績一覧表 (PDF)![]()











